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平成27年度 全国学力・学習状況調査の結果

ページ更新日:2015年12月1日

この調査は、文部科学省が平成19年度から実施しており、全国の児童生徒の学力や学習・生活の様子を調べるものです。小学校6年生、中学校3年生を対象として、27年度は4月21日に実施されました。瀬戸市は、全小中学校がこの調査に参加しました。
学力調査として、国語と算数・数学の2教科で、主として「知識」に関する問題の「A」と、主として「活用」に関する問題の「B」の2種類の調査が行われました。さらに今年度は,理科の調査も行われました。また、子どもたちの学習の様子、生活の様子などを調べる学習状況調査も行われました。

 

 

 瀬戸市の状況は、以下のようでした。

小学校

国語

  • 「学年別漢字配当表に示されている漢字を正しく読むこと」については、おおむねできていました。
  • 「登場人物の気持ちの変化を想像しながら音読する(声に出して読むときの工夫とその理由を書く)こと」については、課題が見られました。
     

算数

  • 「異分母の分数の計算をすること」や「除数が整数である場合の分数の減法の計算をすること」、「日常生活の中で必要となる時刻を求めること」については、良い結果でした。
  • 「示された情報から基準量を求める場面と捉え、比較量と割合から基準量を求めること」については課題が見られました。

理科

  • 「顕微鏡の適切な操作方法を身に付けていること」については、良い結果でした。
  • 「水が水蒸気になる現象について、科学的な言葉や概念を理解していること」については、課題が見られました。

学習状況調査

  • 「いじめは、どんな理由があってもいけないことだと思いますか」という質問に対して、「当てはまる」と回答した児童の割合が多い傾向にありました。
  • 「将来の夢や目標を持っていますか」という質問に対して、「当てはまる」「どちらかといえば、当てはまる」と回答した児童の割合が多い傾向にありました。
  • 「家で、学校の宿題をしていますか」という質問で「当てはまる」と回答した児童の割合が多い傾向にありましたが、「家で、学校の授業の予習をしていますか」や「家で、学校の授業の復習をしていますか」という質問では、「当てはまる」と回答した児童の割合が少ない傾向にありました。

中学校

国語

  • 「文脈に即して漢字を正しく書くこと」や「単語の類別について理解すること」については、良い結果でした。
  • 「複数の資料から必要な情報を得て、自分の考えを具体的に書くこと」については、課題が見られました。 

数学

  • 「具体的な事象における数量の関係を捉え,連立二元一次方程式をつくること」や「多数回の試行の結果から得られる確率の意味を理解すること」については良い結果でした。
  • 「証明の必要性と意味を理解すること」については、課題が見られました。

理科

  • 「二酸化炭素の体積を量る場面において、水上置換法では正確に量れない理由を説明すること」については、良い結果でした。
  • 「他者の考えた実験の方法を検討して改善し、適切な方法を説明すること」については、やや不十分なところがありました。

学習状況調査

  • 「人の気持ちが分かる人間になりたいと思いますか」という質問に対して、「当てはまる」と回答した生徒の割合が多い傾向にありました。
  • 「いじめは、どんな理由があってもいけないことだと思いますか」「人の役に立つ人間になりたいと思いますか」という質問に対して、「当てはまる」「どちらかといえば、当てはまる」と回答している生徒の割合が多い傾向にありました。
  • 「家で、自分で計画を立てて勉強をしていますか」という質問に対して「当てはまる」と回答した生徒の割合が少ない傾向にありました。

 

 このような分析から、瀬戸市全体としての対策を考えるとともに、各学校においてもそれぞれの分析をもとに対策を考え、学力向上、学習状況の改善に向けて取り組んでいきます。

 

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