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平成28年度 全国学力・学習状況調査の結果

ページ更新日:2017年1月11日

この調査は、文部科学省が平成19年度から実施しており、全国の児童生徒の学力や学習・生活の様子を調べるものです。小学校6年生、中学校3年生を対象として、28年度は4月19日に実施されました。瀬戸市は、全小中学校がこの調査に参加しました。
 学力調査として、国語と算数・数学の2教科で、主として「知識」に関する問題の「A」と、主として「活用」に関する問題の「B」の2種類の調査が行われました。また、子どもたちの学習の様子、生活の様子などを調べる学習状況調査も行われました。

 

 

 瀬戸市の状況は、以下のようでした。

小学校

国語

  • 「学年別漢字配当表に示されている漢字を正しく読むこと」については、おおむねできていました。 
  • 「学年別漢字配当表に示されている漢字を正しく書くこと」、「目的や意図に応じて、書く事柄を整理すること」、「目的や意図に応じて、グラフを基に、自分の考えを書くこと」については、特に課題が見られました。 

算数

  • 「乗数が整数である場合の分数の乗法の計算をし、約分すること」、「図形の構成要素に着目して、図形を構成すること」については、良い結果でした。
  • 「単位量当たりの大きさを求めるために、ほかに必要な情報を判断し、特定すること」、「ハードルの数とインターバルの数の関係を式にし、4台目のハードルの位置を求めること」については、特に課題が見られました。

学習状況調査

  • 「朝食を毎日食べていますか」、「学校で、友達に会うのは楽しいと思いますか」、「学校で、好きな授業がありますか」、「いじめは、どんな理由があってもいけないことだと思いますか」という質問に対しては、「当てはまる」と回答した児童の割合が多い傾向にありました。
  • 「家で、学校の宿題をしていますか」という質問で「当てはまる」と回答した児童の割合が多い傾向にありましたが、「家で、学校の授業の予習をしていますか」や「家で、学校の授業の復習をしていますか」という質問では、「当てはまる」と回答した児童の割合が少ない傾向にありました。

中学校

国語

  • 「歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直して読むこと」、「文章の展開に即して内容を理解すること」については、良い結果でした。
  • 「文字の形や大きさ、配列に注意して書くこと」、「文章の構成や表現の仕方について、根拠を明確にして自分の考えを具体的に書くこと」については、特に課題が見られました。

数学

  • 「対称移動した図形をかくこと」、「空間における直線と直線の位置関係(辺と辺がねじれの位置にあること)を理解すること」については良い結果でした。
  • 「数量の関係を文字式に表すこと」については、特に課題が見られました。

学習状況調査

  • 「朝食を毎日食べていますか」、「家で、学校の宿題をしていますか」という質問に対して、「当てはまる」と回答した生徒の割合が多い傾向にありました。
  •  「ものごとを最後までやり遂げて、うれしかったことがありますか」、「学校で、友達に会うのは楽しいと思いますか」、「友達との約束を守っていますか」という質問に対して、「当てはまる」「どちらかといえば、当てはまる」と回答している生徒の割合が多い傾向にありました。
  • 「今住んでいる地域の行事に参加していますか」、「新聞を読んでいますか」という質問に対して「当てはまる」と回答した生徒の割合が少ない傾向にありました。

 

  このような分析から、瀬戸市全体としての対策を考えるとともに、各学校においてもそれぞれの分析をもとに対策を考え、学力向上、学習状況の改善に向けて取り組んでいきます。

 

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